早期退職して1年経ちました

 

早期退職してちょうど1年経ちました。あっという間でした。現在56歳と10ヶ月。この1年、悠々自適に過ごせました。投資も失敗成功を繰り返して何とか、900万(税引後)を越えて着地できました。会社員の給与で換算すると1000万越えとなり、現役の年収でも達成できなかった数字となりました。支出850万という事で総資産額もあまり変わらず7100万ほどとなりました。主に海外の投資信託に投資していたので、寝ている間に勝手に増えていったという印象です。

 

毎日の日課ですが

 5:30 起床

 6:00にNYダウの終値ドル円、ニュースをチェック

 10:00締のiDeCoの売買

   途中(ドル円日経平均の値動きチェック)

 15:00締の投資信託の売買

 18:00の各銘柄の確定値のチェック

   明日の売買の方針決め(売る、買う、そのまま)

 21:30 アメリカの各種指標チェック(夏時間) 冬時間は22:30

 22:30 アメリカ市場開場の寄り付きチェック(夏時間) 冬時間は、見ない

 23:00 就寝

 

項目が多いですが、1日30分も掛かっていません。時給換算にすると10万円以上です。

 

支出の800万ですが、主に、子供(国立大学生4年、下宿)の教育費(250万)、次いで各種保険料(200万)。生命保険は、掛け捨てでないので将来還ってきます。年金は、2年前払い。

来年は、非課税世帯になるので、年金や教育費(公立大学院生1年、自宅)、健康保険料、健康保険料が大幅に減るので支出の500万くらいになればいいかなと思ってます。

 

来年も同じように収入が有ればいいのですが、投資一本なので先がわかりません。特に最近戦争が多いようなので、GOLD系商品を少し増やすか検討中です。日本系とは、相性が悪く、3度も損切で失敗しています。日本に住んでいて情報が沢山あるのに勝てません。ほとんど外国系で利益を上げています。さすがアメリカといつも勝たしてもらってます。買った後に落ちても、必ず買った値戻ってくるので助けられています。NYダウが落ち込んでいますが、為替が円高に進むのが早いので、総合的に上がっているという事になっています。

今回は、これで終わります。

 

(収入)

 

 

 

(年間支出)

 

早期退職 資産運用編

早期退職して無職になったら収入はゼロです。運用で増やす事、減ってしまうリスクの事を考える必要があります。

DC(確定拠出年金)からiDeCo

会社員時代にDB(確定給付年金)からすべてDC(確定拠出年金)に移行され、強制的に自分で運用する必要が発生しました。会社が何回もセミナーを開き、講習やeラーニングなどを通じて勉強させられました。

当時、投資に抵抗があったので移行の拠出金はすべて元本保証型の定期預金に移して運用を開始しました。今まで会社が運用していたDB(確定給付年金)の予定利率は2.2%でした。DC(確定拠出)の定期預金は、2.2%ありません。将来貰えるお金が少なる事は確実です。そこで無くなってもいいから、たった1000円を外国株式INDEXに投資してみました。

以下当時の評価額(日単位)です。

1000 1007 1000 1007 1022 1020 1022 1013 1030 1048 1048 1053 1056 1067  1072 1068

1日で数円~数十円の変動でしたが、私は衝撃を受けました。

銀行で100万円あずけて一年で数円の利子なのに、投資信託なら一日で数円の利子が付く事に驚きました。これが1000円でなく1000万の投資額なら数万円~数十万円の儲けになる事に気が付きました。当時1000万投資していたら、1ヶ月68万の利益を得た事になります。

この事に気が付いた私は、ここから投資信託に興味を持ち始め運用する事になります。当時は上がり基調だったので儲ける事に気がついたのですが、これが990、950となっていたら、「やっぱり投資はダメだな」となって投資は今も行ってなかったと思います。

最近の運用利回りの結果ですが

 2020年度 2020/4/1~2021/3/31 30.5%

 2021年度 2021/4/1~2022/3/31 14.8%

 2022年度 2022/4/1~2022/10/31 12.1%

となり 拠出金1400万 運用益600万で確定して

合計2000万円をiDeCoに移管します。

2022/12/末に手続きが完了して現在運用中です。

 

投資信託

投資信託は、2021年9月から始めました。それまでは、生命保険(ファンド型1.5%)と年金型保険積立と預貯金(ゆうちょ銀行、りそな銀行地方銀行、paypay銀行)を使用していました。投資信託に回すお金の1段階の準備として、りそな銀行地方銀行から500万円引き出して、りそな銀行のみ解約しました。ATMでの1日の引き出し限度額50万円なので平日ほぼ毎日

現在の投入可能金額は、4800万円です。

 

実績(運用益) 毎月更新(2023/10/4)

36ヵ月分の実績(税引き後)です。totalが約1852万円で、月当たり53万となっています。

退職からの11ヵ月分の実績(税引き後)は、totalが約915万円で、月当たり91万となりました。

この先どのようになるかわかりませんが、月20万円あれば生活できると試算しているので、この調子でいけば年金受給まで働く必要がないと思っています。

 













 

早期退職前後の手続き

退職前後でいろいろな手続き、交付、行事が発生します。それをまとめてみました。以下一覧です。

会社

  • 退職願い
  • 各種誓約書(情報セキュリティ、カルテル、談合)
  • 貸与物返却(名札、IDカード、制服)
  • 離職票発行 
  • 源泉徴収票発行
  • 定年式

公的

  • 健康保険 (任意継続被保険者関係届)
  • 国民年金 (種別変更 本人:第2号⇒第1号 妻:第3号⇒第1号)
  • 確定拠出型年金 ⇒ iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金
  • 住民税の納付
  • 確定申告

個人

  • 新規クレジットカード作成
  • 各種所属会員の職業変更手続き
  • 銀行口座解約

退職願い

辞表は書きませんでした。世間では辞表(退職届)をいきなり提出するようですが、私は直属の上司に口頭(Terms)で辞意を伝えました。その後課長と面談し退職を了承して頂きました。課長から人事に連絡後、「退職願い」の書類が送られてきて、自筆で「退職願い」を提出して人事の面談、社長の決済を得て会社として退職を了承して頂きました。ドラマとか漫画で辞表を叩き付けて出ていく場面がよくあるのですが、私の場合は円満退職(55歳以上の定年扱い退職)なので、時間もあり揉め事もなく引継ぎも滞りなく終わる事ができました。

各種誓約書

会社の内部情報や機密情報を漏らさない事、家に持ち帰らない等を約束する文書に署名しました。セキュリティ事故は懲戒対象なので、課長1回、人事2回の面談の時も説明を受けました。なので、引継ぎ以外の書類はすべてシュレッダーへ、電子ファイル(メール・会社資料)はすべて削除です。30年分の断捨離です。すべて関係を切る、すべて忘れる事ってこんなに気持ちの良いものとは知らなかったです。

定年式とボーナス

定年式がありました。入社式の反対のイメージです。正装して社長の話のあと食事会が行われる行事です。今回は、コロナ感染対策の為、リモート中継での式で食事会なしでしたが退社式がある珍しい会社でした。

10/31の退職なので冬のボーナス(12月)が無いと思っていたのですが、満額支給されるのは驚きました。理由は査定期間内(4月~9月)に在籍していたからでそうです。もっと驚いたのが、次の来年の夏のボーナス(7月)もいただける事です。理由は同じく査定期間内(10月~3月)の10月だけ在籍していたからでそうです。本来の満額の1/6。こんな会社も日本にはあるんですね。

健康保険

会社の健康保険組合から脱退する事になるのですが、そのまま同じ会社の健康保険組合国民健康保険組合か選択しなければなりません。本来ならばこの2つを比較して選択すればいいのですが、会社の健康保険組合の方が充実しているのでこちらにしました。法律上最大2年しか加入でないようなので、再来年の4,5,6月の収入が0になってから国民健康保険組合へ移りたいと思います。4,5,6月の収入で保険料が決まるみたいなので。

保険料は、収入により会社6:本人4の割合で納めていて安かったのですが、退職すると全額払う事になります。

 保険料  退職前1万9188円 ⇒ 退職後4万7519円

国民年金 (種別変更 本人:第2号⇒第1号 妻:第3号⇒第1号)

会社員でなくなるので、厚生年金から国民年金にかわります。

本来、手続きは市町村に出向いてするのですが、マイナンバーカードとカードリーダーとパソコンで電子申請ができるデジタル庁の行政窓口(マイポータル)で行いました。

提出物(添付file)

2,3日で処理が終わりました。

正常に受け付けられた1,2か月後に納付書が送られてくるのでそれで納付します。

保険料は、ほぼ同じ予定です。

  保険料  退職前3万7515円 ⇒ 退職後3万3980円(2人分)

拠出年金

企業型確定拠出型年金(DC)からiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)への変更手続きをする必要があります。半年以内の期限があります。切り替えタイミングを図り、すべて元本確保型に移して、投資信託時価評価額の変動を回避しました。企業型確定拠出型年金(DC)からiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)への変更に時間が掛かり、変更期間中に暴落したら大損するからです。

住民税の納付

早速、市町村から振り込み用紙が送られてきました。初回は振り込んで次回から自動引き落としです。

確定申告

来年の事ですが、ネット(e-TAX)で行う予定です。以下の書類を提出する予定です。

各保険会社から発行される保険料控除の証明は、マイナポータル連携機能で自動反映、自動計算ができるようです。

新規クレジットカード作成

無職になるとクレジットカードがつくれないと噂で聞いたので、新しいカードを退職日までに会社員として作っておきました。嘘はついてない。作成時は、会社員ですから。

各種所属会員の職業変更手続き

会社員から無職への変更です。結構、無職という職業欄が無い事が多いです。「無職(年金受給者)」の選択肢はあるのですが、「早期退職した無職」に該当するのが無く寂しい思いをします。逃げる手として、「専業主婦(夫)」という選択肢がありますが、家事はしていないです。家の仕事と言えば、情報仕入れて、チャートと1日1回見て、売買するだけです。

銀行口座解約

会社の福利厚生の一環で利率が少しの良い銀行口座がありました。今後使用する事がないので解約しました。

 

以上、簡単にまとめました。

退職しました。55歳10ヶ月 資産7000万

 

2022/10/31付けで会社を退職しました。約30年間同じ会社で、役職も就かず平で電子機器の設計開発職として従事してきました。会社に不満があった訳でなく、大病(脳内出血)で約2年休職後に職場復帰し2年間勤務するも、やる気、根気が低下していき、能力的、健康的にも限界を感じ退職を決意しました。資産が年収の10年分になっている事から年金受給まで大丈夫だろうという事もあります。また、大病する事で、今までに違った新しい世界が見えて、いろいろやりたい事ができてきました。完全な退職でこのあと勤労する事はありません。残りの人生は趣味と勉強と悠々自適に過ごすつもりです。その前に家の断捨離整理です。

家族構成は、妻、子供1人(国立の大学3年生 下宿)

資産の内訳は以下のとおり

  • 借金:無し
  • 持ち家:あり ローン返済完了 
  • 退職金:800万
  • 確定拠出年金(DC):2000万(会社拠出額:1400万 運用益:600万)
  • 貯蓄:200万
  • 投資信託:4000万
  • 車:リッターカー1台 軽1台

参考にならないブログですが、何かあったらこれからも書き込んでいこうと思います。