退職前後でいろいろな手続き、交付、行事が発生します。それをまとめてみました。以下一覧です。
会社
- 退職願い
- 各種誓約書(情報セキュリティ、カルテル、談合)
- 貸与物返却(名札、IDカード、制服)
- 離職票発行
- 源泉徴収票発行
- 定年式
公的
- 健康保険 (任意継続被保険者関係届)
- 国民年金 (種別変更 本人:第2号⇒第1号 妻:第3号⇒第1号)
- 確定拠出型年金 ⇒ iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)
- 住民税の納付
- 確定申告
個人
- 新規クレジットカード作成
- 各種所属会員の職業変更手続き
- 銀行口座解約
退職願い
辞表は書きませんでした。世間では辞表(退職届)をいきなり提出するようですが、私は直属の上司に口頭(Terms)で辞意を伝えました。その後課長と面談し退職を了承して頂きました。課長から人事に連絡後、「退職願い」の書類が送られてきて、自筆で「退職願い」を提出して人事の面談、社長の決済を得て会社として退職を了承して頂きました。ドラマとか漫画で辞表を叩き付けて出ていく場面がよくあるのですが、私の場合は円満退職(55歳以上の定年扱い退職)なので、時間もあり揉め事もなく引継ぎも滞りなく終わる事ができました。
各種誓約書
会社の内部情報や機密情報を漏らさない事、家に持ち帰らない等を約束する文書に署名しました。セキュリティ事故は懲戒対象なので、課長1回、人事2回の面談の時も説明を受けました。なので、引継ぎ以外の書類はすべてシュレッダーへ、電子ファイル(メール・会社資料)はすべて削除です。30年分の断捨離です。すべて関係を切る、すべて忘れる事ってこんなに気持ちの良いものとは知らなかったです。
定年式とボーナス
定年式がありました。入社式の反対のイメージです。正装して社長の話のあと食事会が行われる行事です。今回は、コロナ感染対策の為、リモート中継での式で食事会なしでしたが退社式がある珍しい会社でした。
10/31の退職なので冬のボーナス(12月)が無いと思っていたのですが、満額支給されるのは驚きました。理由は査定期間内(4月~9月)に在籍していたからでそうです。もっと驚いたのが、次の来年の夏のボーナス(7月)もいただける事です。理由は同じく査定期間内(10月~3月)の10月だけ在籍していたからでそうです。本来の満額の1/6。こんな会社も日本にはあるんですね。
健康保険
会社の健康保険組合から脱退する事になるのですが、そのまま同じ会社の健康保険組合か国民健康保険組合か選択しなければなりません。本来ならばこの2つを比較して選択すればいいのですが、会社の健康保険組合の方が充実しているのでこちらにしました。法律上最大2年しか加入でないようなので、再来年の4,5,6月の収入が0になってから国民健康保険組合へ移りたいと思います。4,5,6月の収入で保険料が決まるみたいなので。
保険料は、収入により会社6:本人4の割合で納めていて安かったのですが、退職すると全額払う事になります。
保険料 退職前1万9188円 ⇒ 退職後4万7519円
国民年金 (種別変更 本人:第2号⇒第1号 妻:第3号⇒第1号)
会社員でなくなるので、厚生年金から国民年金にかわります。
本来、手続きは市町村に出向いてするのですが、マイナンバーカードとカードリーダーとパソコンで電子申請ができるデジタル庁の行政窓口(マイポータル)で行いました。
提出物(添付file)
2,3日で処理が終わりました。
正常に受け付けられた1,2か月後に納付書が送られてくるのでそれで納付します。
保険料は、ほぼ同じ予定です。
保険料 退職前3万7515円 ⇒ 退職後3万3980円(2人分)
拠出年金
企業型確定拠出型年金(DC)からiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)への変更手続きをする必要があります。半年以内の期限があります。切り替えタイミングを図り、すべて元本確保型に移して、投資信託の時価評価額の変動を回避しました。企業型確定拠出型年金(DC)からiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)への変更に時間が掛かり、変更期間中に暴落したら大損するからです。
住民税の納付
早速、市町村から振り込み用紙が送られてきました。初回は振り込んで次回から自動引き落としです。
確定申告
来年の事ですが、ネット(e-TAX)で行う予定です。以下の書類を提出する予定です。
各保険会社から発行される保険料控除の証明は、マイナポータル連携機能で自動反映、自動計算ができるようです。
新規クレジットカード作成
無職になるとクレジットカードがつくれないと噂で聞いたので、新しいカードを退職日までに会社員として作っておきました。嘘はついてない。作成時は、会社員ですから。
各種所属会員の職業変更手続き
会社員から無職への変更です。結構、無職という職業欄が無い事が多いです。「無職(年金受給者)」の選択肢はあるのですが、「早期退職した無職」に該当するのが無く寂しい思いをします。逃げる手として、「専業主婦(夫)」という選択肢がありますが、家事はしていないです。家の仕事と言えば、情報仕入れて、チャートと1日1回見て、売買するだけです。
銀行口座解約
会社の福利厚生の一環で利率が少しの良い銀行口座がありました。今後使用する事がないので解約しました。
以上、簡単にまとめました。